ジャパンプレス

染谷修氏は川口市を中心に土木や建築で賞賛すべき実績を残して、大いなる目標達成に向けて株式会社修和を経営しています。概して、建築業界は他の職種に比べて批評の風上に立つことが多く、マスコミュニケーションからの干渉にしばしば苛まれます。もし欠陥住宅が発覚してしまえば、まず批判を浴びてしまうのは工事を行った施工企業です。１０年近く前に、建築士の不手際によって大問題になったトラブルが発生したのを覚えている人がいるでしょうが、染谷修氏が関わってきた事業に似たような不名誉な事件は一切縁がありません。真摯な工事をしている分、建築業が弾圧される事態に陥った時に被害を被るを立場になります。 先のトラブルで、染谷修氏の修和は悪影響を受けていたとしてもおかしくありません。しかし、批判に屈せず正当な道を貫いた彼の事業は衰退期に飲み込まれず、安定した業績を残しています。

株式会社修和は、名前の知れた大企業には至りません。一般建築企業の一部に過ぎないので、他の業者に出し抜かれてしまってもおかしくないのです。しかし、染谷修氏の度重なる事業が成功を収めて、埋もれるようなことはありませんでした。零細企業と言われてもおかしくない会社が、何故で生き残るすることができたのでしょうか。その根底は、染谷修氏自身が思い描いてきた壮大な目標があったからです。修和の業績は、川口市における建築工事の認識を変え精密さを周囲に認めさせるものでした。見取り図が出来上がってから工事が完了するまで、間違いをせず細部にまで気を留めるのが建築事業の掟となります。一ヶ所でも工程を飛ばすミスが判明すれば、その時点で質は大きく下落して住民を入居させるには疑問符が付く物件となります。建築士が正確な図表を描くのも勿論当たり前の仕事ですが、肝心なのは設計図通りにミスのない工事を行うのが建築に関わる企業の核となる仕事です。工事は、決められた作業計画に従って一寸の隙がない過程で進めていきます。建築企業が一流と認められるかは、作業精度の正確さに委ねられてきます。染谷修氏の株式会社修和が、どう判断されるかはもう答えが出ています。市民の信頼、自治体からの要請により一流と認められる仕事をしているのは明らかです。

染谷修氏は、今の段階で目指すべきゴールに到達していません。まだ、向こう側に挑戦すべき課題は残っています。彼の達成したい目標は、偉大ですぐには叶いません。染谷修氏の運動は、川口市を拠点に全国各地に住民と建築業者の相互理解を高めていくことにつながっています。この課題は、株式会社修和だけが動いたとしても実現することではありません。感銘を受けた同業者が業務を見直して、業界内に新しい風を吹き込ませようと努力する動きが生まれないと進展しません。十分に動きが浸透をしていないまでも、染谷修氏の助力が同業者の心に変化をもたらすのは遠い先のことではありません。建築業界の変革を、静かに待ちます。